密かな趣味

2013年2月27日

こんにちは。わかくさ事務所の木村です。

 

私には司法書士試験を受験している間、密かな趣味がありました。

 

それは、判例六法の判例等(地裁・家裁含む)を読み込むという作業です。

 

中でも好きな民法の条文が民法第892条です。

 

推定相続人の廃除という条文です。

 

平たく言うと、とても相続させるには酷い相続人を相続から廃除する制度です。

 

ちなみに推定相続人の廃除は遺言でもできます。(民法第893条)

 

この条文の要件は規範的要件を含んでいます。

 

それが読んでみると味わい深いのです。

 

892条を挙げておきます。

 

民法第892条「遺留分を有する推定相続人(相続が開始した場合に相続人となるべき者を

 

いう。以下同じ。)が、被相続人に対して虐待し、若しくはこれに重大な侮辱を加えたとき、

 

又は推定相続人にその他の著しい非行があったときは、被相続人は、その推定相続人の廃

 

除を家庭裁判所に請求することができる」とあります。

 

侮辱とか虐待とかは要件として分かりやすいですが、著しい非行とは?何でしょう?

 

そこで、判例六法の掲載判例を読むとある程度のこういうものかと納得できるのです。

 

廃除が認められた例を挙げてみます。

 

私が忘れられない廃除の例です。

 

「小学校のころから問題行動を起こし、中学校及び高等学校に在学中を通じて、家出、怠

 

学、犯罪性のある者等との交友等の虞犯事件を繰り返しては、少年院送致を含む数多くの

 

保護処分を受け、更には前科のある暴力団の中堅幹部と同棲して婚姻し、挙げ句の果に、

 

その氏名を無断で連記した披露宴の招待状を送付して多大の精神的苦痛を与えた被相続人

 

の二女」(東京高決平4・12・11判時1418-130)

 

虞犯とか怠学とか、なかなか普段お目にかかれない言葉が並びます。

 

こういう裁判の文例になると、めちゃめちゃ悪い感じの人になってしまいます。

 

こういう例もあります。

 

「過去20余年にわたり非行の限りをつくしたあげく、近所の人妻を連れて家出したまま

 

所在不明の被相続人の長男」(東京家審昭41・3・25家裁月報18-10-69)

 

ここにいう非行の限りとは何なのでしょう?

 

気になります。

 

私の持っている判例六法には数々の廃除が認められた例が載っていますが、どれもこれも

 

ヘビーな内容が多いです。

 

判例を読むと、相続から廃除される「著しい非行」とはよっぽど酷い場合なんだなぁと

 

理解できました。

 

実際は個々の裁判官の判断になってしまうのでしょうか?木村

 

受験時代は疲れるとこういう判例を読んで気分転換をしていました。

 

最近は全く判例の読み込みを行っていません。

 

時間ができたら、また読み込みを行って新たな発見をしてみたいです。

もう一人のおくりびと

2013年2月25日

わかくさ総合事務所新人事務員半田と申します。

 

3ヶ月の試用期間を終え、

この度初ブログを投稿させていただきます。

 

わたくし事ではございますが、

先月大好きだった祖父が他界いたしました。

 

当日のその瞬間まで元気だった祖父が亡くなったという事実は本当に信じがたく、

 

昔読んだ「歓酒」という詩に

人の命を「花が嵐で一瞬に散る様」だと比喩する一説がありますが、

しみじみその通りだと実感しました。

 

人の命は、儚く、そしてその延長線上にある「相続」という問題も

やはり、突然私達の前に訪れるのですね。

 

そんな、突然の嵐の後、亡くなった方の相続財産を

残された相続人の方へ送るお手伝いをさせていただく今のお仕事は

映画化されていない「おくりびと」なのかもしれない。

その大切さを再確認した出来事にもなりました。

 

祖父が亡くなって、日増しに募る淋しさの中、

それでも明るい希望があります。

 

それは、義姉の出産です!

もう、あと一週間も経たずに生まれるので、今からわくわくそわそわ・・・。

 

私も晴れて(?)おばさんと呼ばれるのですね・・!

嬉しい半分・複雑半分のアラサー女子です。

 半田

そうやって、花は咲き、

散り、

新たな芽が生まれる。

 

そんな、人の一生の一部にそっと寄り添う事務員でありたい。そして、儚い人の一生だからこそ、今側にいる人達との時間を大切にしなければと思いました。

 

成年後見制度と選挙権

2013年2月21日

認知症や知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な方は、
日用品の購入などを除き、原則契約行為をすることができません。


そこで、代理する人を付けて、その方が代わりに
不動産や預金などの財産を管理したり、介護施設への入所の契約を結んだり、
遺産分割協議をしたりすることとなります。


この制度を成年後見制度といい、この代理人を成年後見人といいます。
また、判断能力が不十分な方を成年被後見人といいます。


制度の趣旨としては判断能力が不十分な方が、自分に不利な契約を結ばされたり、
悪徳商法の被害にあったりすることを事前に防止するためです。

 

また、成年被後見人はいろいろな制限も受けることとなります。

それは、弁護士・司法書士などの登録をすることができないことや
歯科医師国家資格の受験資格もなくなってしまったりします。


更には選挙権もなくなります。


しかし、東京地裁でこの選挙権がなくなるという規定(公職選挙法)を
「憲法が保障する選挙権の制限は原則として許されない」として、朽木
違憲(日本国憲法に違反すること)と判断しました。

 

成年後見制度の趣旨は、成年被後見人を不利な契約から保護しようというものだったのに対し、
選挙権がなくなることに関しては、成年被後見人には不利益しかありません。
そのため、このような判決が出たものと思います。


しかし、例えば寝たきりの成年被後見人などに選挙権を認めた場合に
反対にその選挙権を悪用されないかという問題もあり、
今後の法改正はどのようにされるかは、そのような問題点を十分審議し、
決定しなければならないと思います。

インターナショナルスクール

2013年2月19日


先日実家の手伝いで、インターナショナルの保育園へ行きました。

遠足の撮影で初めてお邪魔する保育園です


名前を聞いた時点で、英語を教えている保育園だとは分かっていたのですが

入ってみてビックリ。

入口には「English only」の看板が・・・


恥ずかしながら、学生時代の教科で英語が一番苦手だった私。

もう気が遠くなりそうでした(涙)


待っている間にも園児達が来るのですが、見事に英語で会話しておりました。

先ほど日本語で受け付けて下さった先生方も。

子供たちは全員純日本人なのですが、3,4歳の子も流暢に話してました。

本当にすごい!!話せない書けない使えない私としてはただ感動するばかり。


とはいえ、他人事のままではいられないです

これから遠足に同伴して、撮影しなければならなので。


もう英語を使う生活など縁の無い私には、どうやって接すればよいのか判らない。

先生は「日本語で話しかけて下さって良いですよー」と言って下さったので

話すのですが、子供同士の会話も英語。

先生同士の会話も英語。


未知の世界を体験している気分


しかし不思議なもので、単語しか汲み取れない私でもなんとなく話していることが

判るのです!ジェスチャーも交えながらの会話で、全部は難しいですが結構理解できました。

今流行りのスピードラーニングより覚えるんじゃなかろうか。

橋本

なにより、実際に使われる言葉がたくさん耳に入り、動きも見えるので

教室で勉強するよりもはるかに理解がしやすいのです。

英語が苦手な私でも、話していて楽しいと思えたのに感動しました!

いっそのこと、流暢に話せるまで勉強してみたいと思えるほど。

とても刺激にあふれる撮影でした

また行く機会があると嬉しいです。勉強になります。


園児に負けないようにしないとっ!

「餅は餅屋」な理由 ~その2~

2013年2月15日

名古屋にC56形蒸気機関車が走る日が近づいてきました。
1,200人の乗車定員は抽選になり、私は見事に落選しました・・・。
定員のおよそ100倍の申込みだったとか。
都会にSLが走る貴重な機会ですので、運よく乗られる方は是非楽しんできてほしいですね。

さて、列車関係の話題に敏感になっている今日この頃ですが、
以前、片岡担当ブログに載せた特急「にちりん」のプラレール。
うちに来て1ヶ月も経たないうちに走らなくなってしまいました。
新しい電池にしてもモーターが動く音すらしないのです。

ただ、このような現象はプラレールによくあることで、
先日も5年前に買ったと思われる貨物列車を分解し、ミニ四駆用の新しいモーターを移植したばかりでした。
ネットの情報をもとに見よう見真似でやってみたら、
まったく動かなかった貨物列車が亀の子程度には走るようになって。
今回もそれにあやかろうとしていたら、にちりんを分解するには三角ドライバーが必要ではありませんか!
先が△のドライバーなんて、うちにあるはずがありません。
早々に私が直すことを断念し、その道の専門家である「おもちゃの病院」へ修理を依頼することにしました。

おもちゃの病院には他にも修理してほしいものがあり、計3台のプラレールが入院しました。
病院には専用サイトがあって、
入院したおもちゃがまだ修理中なのか?それとも修理が完了したのか?
いつでも確認することができます。
入院させて3日後にサイトを確認したら、3台とも完了リストにあがっていました。
しかも実費(部品交換となったときの部品代)は0。

・・・さすがプロだと思いました。
私がやったら三角ドライバーとモーター3つで1,000円以上。
なによりそれで直せるのか?という話ですので、3日後に実費ナシで直っていることに大変感動いたしました。

片岡


数日前のブログにもありましたが、まさに「餅は餅屋」です。
人生にそう何度も訪れることはない出来事を一人で抱えているよりも、
経験実績豊富な当事務所に任せてみませんか?
私もそう思います。
商売根性から言うのではありません。
やはりプロに頼むだけの価値はあると思います。

さあ、今週末はSL乗車の予定がなくなってしまったので(笑)、
おもちゃの病院へ3台のプラレールをお迎えに行ってこようと思います!

 

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